「世界の暮らしの中で学んだこと。」〜JICA海外協力隊OVの帰国報告会&写真展〜
こんにちは。
帰国後2月29日〜3月6日まで、報告会と写真展を開催させていただきました。
(コロナウイルスで緊急事態宣言が出る1ヶ月前です。)
今回はその時の様子をお伝えしていこうと思います。
きっかけ
実は、帰国の半年くらい前から帰ったら地元・姫路で様々な国に行っていた同期たちと2年間の活動をカタチに出来ないだろうか?と漠然と考えていました。
なぜ、こんな事を考えていたかというと、実はタイへ行く前に、語学や国際協力に関する基礎知識を学ぶ派遣前訓練のプログラムの中で自己分析を行ったのですが、その中で「他者の前で自分の考えや想いを発信する」という項目が苦手で…
だからこそ、協力隊の2年間で自分の考えを形に残し発信しようと考え、ブログを始めたり、人前で話す機会を頂いた際はチャレンジするように心がけてきました。
(相変わらず人前で話すのは緊張するし苦手ですが…笑)
それと、同期たちのSNSをみていると、今まで知らなかった海外の文化、生活の様子がアップされており、現地のコミュニティーや生活環境の中で何を考え、どんな事を感じて、どんな風に暮らして来たのか聞いてみたいと思った事もきっかけのひとつです。
報告会
帰国報告会では、ブータンの職業訓練校で活動を行なっていたIさんと各々が暮らしていた国の文化・生活についてお話しさせて頂き、
当日の会場では、ウガンダで女性の収入向上を目的に活動していたMさんが現地の方と制作していたアフリカ雑貨や、タイの高齢者が制作した民芸品とお土産のセット等も販売させて頂きました。
(報告会当日の様子。)
報告会終了後WEBアンケートを用意していたのですが、告知を忘れてしまい・・・
全員からアンケートの回答を得ることは出来なかったのですが、記入してくれた方々の意見としては、
「タイやブータンの文化の深いところを知れてよかった」や、「今後もこのような場があれば良い」というような感想がありました。
写真展
この報告会の翌日からは、姫路のカフェQuiet Holidayさんでアジア・アフリカ・南米の生活の様子や活動の写真を展示と雑貨の販売をさせてもらいました。
マラウイで小学校の先生をしていたYちゃんの写真
ウガンダで女性グループの収入向上の支援をしていたMさんの写真
エクアドルで高齢者支援を行なっていたTさんの写真
ブータンの職業訓練校で機械の先生をしていたIさんの写真とタイで高齢者支援を行なっていたこのブログの作者の写真
写真を展示させていただいたカフェQuiet Holidayさんは、オーナーが日替わりで変わるシェアカフェということもあり、地元のいろんな方が入れ替わり立ち代わり訪れてくれて賑やかな写真展となりました。
1Fカフェでは日によってアジア料理や精進料理が食べれたり、
ラップバトルやギターの演奏、音楽や本にに詳しい素敵な方のお話が聞けたりと、様々なジャンルの方々とお話しする事ができ、私自身も勉強になりました。
また、地元の方々に協力隊としての活動や現地のリアルな暮らしや文化を知ってもらう機会に少しでもなっていればいいなと感じます。
遠い中、協力隊の同期たちも姫路に遊びに来てくれて嬉しかったです。
初めてのイベントでしたが事前の打ち合わせや当日の準備、運営など手伝ってくれたみなさん、報告会や写真展に足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。
今はコロナウイルスが流行しており、人が集まってイベントを行うことは難しいですが、落ち着いたら第2回目のイベントも企画していければと思っています。