初めてブース出店してみたら意外な趣味に繋がった件
半年に1度、タイに派遣されている隊員が企画運営している隊員総会で物販ブースを初出店。
隊員総会では、希望すれば活動先で制作している商品や活動で作ったものなどを販売できるブースを出店することが可能なのです。
今回わたしは、活動先の高齢者学校に通っているおばあちゃんが制作しているキーホルダーを販売させてもらいました。
南部の伝統舞踊マノーラーの衣装をアレンジしたもので、
(↑マノーラーの衣装を着た任地の小学生)
配属直後から「すごくカラフルでカワイイ!!」と思って目を付けていました。
ただ、出店するまでの交渉や商談が結構バタバタで…期限になっても最初の発注数が完成せず任地出発の前日まで、てんやわんや。
そして、肝心のブース出店での成果は…
持参した商品は、ほぼ完売!
まとめ買いしてくれた方や実際の使用写真を送ってくれた方もいて、
任地に戻り、出店時の写真や実際に買って使ってくれている写真を制作者のおばあちゃん見せた所、とても喜んでくれていました。
なにより、私自身も配色やデザインを考えたり、
POPやディスプレイを作ったり、ワクワクして楽しかったんですよね。
総会後、同じタイに派遣されている隊員から
「自身の活動でビーズのキーホルダーを作ってみたいから作り方を教えて欲しい」
と依頼が。
” いやいや、作り方なんて知りませんがな "
と答えるわけにもいかず、
「おばあちゃんに聞いてみますね!」
と返事をし、早速確認するも、
「うーーん、無理。作るの難しいから」
と断られてしまい…
はてさて、一体どうしようかと悩んでいたら、
任地の方から村の小学校で作り方を教えているとの情報をゲット。
任地の小学校の先生を紹介して頂き、
今は放課後小学生と一緒に
ビーズのキーホルダー作りを先生に教わっています。
時間が有り余る協力隊員にはお勧めの時間を忘れることが出来る細かい作業で、
趣味にピッタリ!!笑
実際に作ったものがコレ。
まだ難しいデザインは作ることが出来ませんが、
まだあと10か月任期が残っているのでそれまでには作れるようになるはず・・・
あと、たまたま総会時にマーケティング要請で派遣されている隊員の中間報告で、
OTOP(one tambon one product:タイの一村一品運動)
の話が出てきて、ビーズ工芸もOTOP化できるのではないか?
とひそかに考えてました。
ただ、OTOP商品になると類似商品が出回る可能性あり、
対策を考えたのちOTOP化できれば定期収入が見込めるんじゃないか?なんて。
(これは作っているおばあちゃんの気持ち次第になるけれど…)
ただ、今後も物販ブース出店は続けていこうと心に誓ったのでした。