タイのロックフェスCAT EXPO6に初参戦!~日本とタイのフェスの違いを徹底解剖~
少し前になるのですが、「CAT EXPO6」というタイのロックフェスに参加してきました。
このイベントはタイのラジオ局CAT RADIOが主催する大型音楽フェス。
日本でいうFM802が毎年主催している「RADIO CRAZY」のようなもので、今年で6回目の開催でした。
今年はバンコクの「SIAM PARK CITY」という閉園後の遊園地で開催され、多くのバンド&インディーズミュージック好きなタイの人達が訪れてました!
ということで、今回はCAT EXPO6を振り返りつつ、日本とタイのフェスの違いを紹介していきたいと思います!
以前紹介したおすすめタイバンドはこちら↓
日本とタイのフェスの違い
まず、CAT EXPOの入り口。
ここで荷物チェックを受けた後、チケットとリストバンドを交換します。
あとは日本のフェスと同じく、いくつか別れたステージにお目当てのアーティストを見に移動していきます。
ここまでは日本のフェスとなんら変わらないですよね!
さて、ではここから、私個人が感じた日本とタイのフェスの違いをまとめていきます。
フェス飯 編
まずはみんな大好きフェス飯。
最近の日本のフェス飯ってご当地グルメや有名店が屋台で参加してたり少しワクワクしますよね!
タイのフェス飯は、タイ人のソウルフード「มาม่า」(ママー)っぽいカップ麺を食べている方が多かったです。
CAT EXPOの協賛にカップ麺を製造しているCPという会社があったからか、会場の至るところで販売されていました。
もちろんフードブースもあるのでそこではタイ料理のパッタイ(タイ風焼きそば)やソムタム(青パパイヤのサラダ)なども購入できます!
ただ、注意が必要なのは今回参加したCAT EXPOのフードブースはすべて食券制。
まずは食券を必要金額分購入してからフードブースで食事と交換することになります。
ファッション 編
日本のライブファッションといえば、スキニーに大きめTシャツ、
そして、カバンはサコッシュが近ごろのブーム。
出典元:https://wear.jp/mihonojiri/10515135/
もしくは太めのディッキーズにデカTのキッズファッションの人が多いような気がします。
タイのフェスファッションは基本、太めパンツにピタっとしたTシャツがデフォルトです。
そこに、バケットハットをかぶってほとんどの人がトートバックを持っています。
あとは80年代の古着テイストを取り入れてコーディネイトしている人も多かった気がします。
物販 編
物販のメインといえば、Tシャツ!
これはタイでも日本でも変わりません。
(タイのキュウソネコカミっぽいバンドTシャツ。笑)
ただ、ファッション編でも書いたのですが、
日本のバンドの物販では最近はサコッシュをグッズで出しているバンドが多い反面、
タイではトートバッグがグッズとして殆どのバンドの物販で出されています。
物販でグッズを購入する際、日本では現金で購入をおこなっていますよね?
タイではグッズ購入の際、スマートフォンの銀行アプリを使って購入することが可能です。
QRコードが物販ブースにあるので、それを読み込みネットバンキングから支払いを完了して画面を提示するとグッズが購入できます。
私も物販ブースでグッズをいくつか購入したんですが、日本のフェス会場ってあまりATMが近くになかったりしてグッズが買えなかったこともあるので、この決済方法は、便利すぎてびっくりしました。
日本にもこのシステム導入してくれんかなーと思ったほど。
ライブ 編
一番大きく違うのはこのライブ中の様子。
日本のフェスでは、(バンドによりますが、)ライブ中はモッシュやダイブがあったり、目の前のバンドの音楽を全力で楽しんでいますよね!
タイのライブ中の様子はと言うと、基本多くの人がスマホやカメラを掲げて撮影しています。笑
タイのライブは写真も動画も撮影OK。
そのためかなり多くの人が首からデジタル一眼等のカメラをぶら下げていました。
そして、アーティストの歌声に合わせてみんなで大熱唱。カラオケ状態。
タイのフェスは日本のライブ以上に一体感が凄かったです。
番外編
物販Tシャツのデザインにジョジョの奇妙な冒険風イラストを使っているバンドがいくつかあって、笑ってしまいました。
今、タイって若者にジョジョブームが来てるんでしょうか?笑
いかがでしたか?
今回は、個人的に感じた日本とタイのフェスの違いを紹介してみました。
海外ロックフェスに参加してみると、新しい発見やその国の若者カルチャーが知れてとっても面白かったです。
私の主観で感じた事を書いてみたので、もしかしたら違っている事もあるかもしれません。その時は、コメントやメッセージ等で教えて下さい!
あ、最後にCAT EXPOで出会ったタイのONE OK ROCK(もしくはFear, and Loathing in Las Vegas)ことNOBUNAのPVを貼り付けておきます。
ピコリーモや初期のONE OK ROCK好きな人は、一度聞いてみてください。
www.youtube.comタイバンドも本当にいろんなジャンルがあって奥が深い~。