介護予防体操から広げる地域の輪大作戦 ~動画編~
こんにちは。
タイは相変わらず暑くてすっかり参ってしまっています。
さて今回は、介護予防体操から広げる地域の輪大作戦の第二弾をお届けしたいと思います。
なにそれ!?と思った方はコチラから前回の記事をどうぞ↓
前回のあらすじ
体操作り、一体誰がやるの?
1年程介護予防体操を住んでいる町で続けてきて見えてきた課題に対し、解決策は見つかったものの、
体操作りや指導の動画に誰が出演するのか、一向に決まりませんでした。
当初私は「町内の青少年クラブに動画を作ってもらえたら…」と考えて、青少年クラブ担当の看護師さんに相談を持ち掛けたのですが、
看護師:「みんな学校とかテストもあるし忙しい」
との返事が…
看護師:「代わりに保健ボランティアに手伝ってもらったらどう?」
と代替案を提案してもらい、
保健ボランティア担当の保健省の職員さんに相談することに。
保健省の職員:「何人必要で、いつ撮影するの?具体的に教えて?」
と好感触の返事を頂けたため具体的に内容伝えると、OKとの返事が。
しかし、伝えた日付の当日に町のクリニックで待っていたのですが保健ボランティアさんが現れる事はありませんでした…
私(心の声):えー!?そんなことある!?
そんな時ちょうど町のクリニックに隣の県の大学から実習生が約4カ月ほど実習をすると聞き、毎朝とにかく話しかけて、
なんとか町のクリニックの看護師と実習生さんたちが無事、動画撮影に協力してくれる事となりました。
体操を作ろう
出演者が決まり、体操動画を撮影する事となったのですが肝心の体操が出来上がっておらず、動画撮影も思ったように進みませんでした。
もう半ば諦めかけて、出来上がらなかったらこの体操をやりましょうと持ち掛けようと体操を自分で作り始めていた矢先に、
町のクリニックの看護師さんから
看護師:「明日動画撮影をするから、カメラ持ってきて!」
との連絡が。
次の日、町のクリニックに来たら、
みんなおそろいのTシャツを着て準備万端。
体操を作りたいと相談を持ち掛けていた看護師さんは、台本まで作ってきてくれてました。
私(心の声):えー!そんなことある!?嬉
間に合わない?
チームアナマイ(アナマイ:町のクリニックのタイでの名称)に依頼した体操と動画の内容は約20分間の「高齢者向けの介護予防体操」と「体操の効果を説明した動画」の2本。
(最終的に認知症予防体操、筋力低下予防体操、体操の効果の3本の動画が完成!)
動画はソンクラー大学の学生さんの実習期間中に撮り終えようという事になっていました。
(体操で使う輪ゴムを編んだバンド作りや他の活動も手伝ってくれてました。)
動画の撮影を始めたのが1月…
全てを撮り終わったのが3月…
学生さんたちの実習期間終了3日前でした。笑
完成動画
色々あってようやく完成した動画がコチラ
●運動の効果
●認知症予防体操
●輪ゴムを使った筋力アップ体操
↑気づいた方もいるかもしれませんが実はゴム体操の2つ目の動作が抜けているんです…
慌てて撮影したからか、抜け落ちてしまってました。
現在、実習生の代理に私が入って2つ目の動作のみ追加撮影中です。
とりあえず、目標①の体操作りと動画撮影はクリア。
思っていたものとは少しだけ違うけど、楽しくできたし、まあいっか!