タイといえばタピオカ!?~日本の高校生にミーティングアプリを使って出張授業!~
こんにちは。
そろそろ帰国まであと20日と少しくらいに迫ってきたのですが、
先日、日本の高校生約20人にミーティングアプリを使って授業をさせて頂きました。
実は7月頃にお話を頂いてから徐々に計画と準備を進めてきていたのですが、
私は、今まで人前であまり話す経験や講義を行ったことがなく、
これから進路を考え成長していく高校生に何を伝えればいいのだろう?
自分が高校生だったらどんな話が心に響くだろう?
高校生が興味を持って飽きずに話を聞いてもらうにはどうすればいいのか?
とにかくぐるぐると考えて、話す内容や伝え方をまとめて当日に臨みました。
準備の段階では、企画者で現在休職中の現役高校教員Iさん(バンコク在住の元青年海外協力隊アフリカ隊員)や、
Iさんを紹介してくださったフリーランスで働くMさん(バンコク在住の元青年海外協力隊タイ隊員)、
日本側の高校の先生方が協力してくださって日程調整や生徒さんたちへの周知、機材調達、資料作成、場所の確保などを行うことが出来ました。
当日は、バンコクと日本の高校の教室を映像でつなぎ、現役高校教員Iさんが私にインタビューをするという形式で都度、参加してくれている高校生に質問を投げかけたり会話のやり取りをしながら、
「タイの話」「活動の話」「海外で得た価値観」「今、高校生のみなさんに伝えたいこと」をお話させてもらいました。
いくつか、私からも高校生のみなさんに質問を用意していて、その回答としてこんな答えが返ってくるんじゃないかな?とおおまかな予想していたのですが、
まあ、斜め上の回答が多くてとても面白かったです。笑
「タイって聞いてどんな事を思い浮かべますか?」という質問に、
「タピオカ!」「ニューハーフ!」「美人!」
・・・!?
タピオカってすごいブームなんですね!
約2年、日本を離れていてそんなに流行っているって知らなかったです。笑
その反面、世界の平均寿命に関するクイズでは殆どの生徒達が問題にひっかかってくれて答えにしっかりと驚いてくれていたのが印象的でした。笑
最後に、「今日の話を聞いて将来海外で働いてみたい、行ってみたいと思った人?」とIさんが問いかけてくれて、嬉しいことにほとんどの生徒が手を挙げてくれていました。
また、アメリカの大学へ進学が決まっている生徒からは、企画者の現役教員のIさんへ「I先生たちが刺激をくれて海外へ進学する後押しをしてくれた」との言葉も。
この授業を企画したIさんから事前に「(生徒たちに)受け身ではなく積極性を身に着けて、価値観を広げ世界に目を向けてほしい」との想いを聞いていたのですが、
どうやら、Iさんはタイに来られる前にしっかりと(価値観を広げるための)種をまいていたようで、生徒たちにIさんの想いは伝わっているように感じられました。
初めて自分の協力隊経験をお話させてもらったのですが、自分自身にとって今までの活動や海外で暮らして感じてきた事をまとめる良い機会となりました。
そして、授業後に提出してもらった感想には、
と、他にも様々感想があって、私にも多くの気付きがありました。
今回授業をさせてもらった高校生のみなさんに、異文化に触れて視野を広げることや多様な価値観を理解することが何故、今求められているのかを少しだけでも理解してもらえてたら嬉しいです。
もちろん日本やタイの介護についてもお話させてもらったので、 高齢者のことや介護についてを高校生の頃から身近な問題として捉えてもらえたらもっと嬉しいです。笑
帰国後は、同職種の同期や地元が同じ同期たちと、
2年間の協力隊活動で得たものを地元に還元できるようなイベントを企画したいと感じれた1日でした。
なんだか私のほうがたくさん刺激をもらった気がしてます。笑