スマホを捨てよ、本を読もう~part2~

はい、今回も始まりました。このコーナー!

好き勝手に最近読んだ本をお勧めしちゃうこのコーナー!!

 

スマホを捨てよ、本を読もう」をお送りします。

 

記念すべき第1回目のブックレビューはココからどうぞ↓↓

hibinoawa.hatenadiary.jp

 (ちなみに、タイトルは寺山修司さんの「書を捨てよ、町に出よう」をオマージュさせてもらっています。)

 

 

今回ご紹介する本はコチラ。

 

 「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」 花田奈々子

f:id:peace6195:20190327161459p:plain出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

最初にこの本を見つけた時、大きな衝撃が走った。

だって、タイトル自体がもうパワーワードのオンパレード。

「出会い系」と「本を勧める」という単語はどう頑張っても普通はひっつかない。笑

 

”そもそも出会い系で本を勧めまくったって、一体何事!?”

と読む前からワクワク。

 

この本は、簡単に纏めると

崖っぷち書店員が本を紹介するという行為を通して人と関わり続け、

人生に活路を見出した話である。

  

人と関わるにはとてもパワーが必要で、

ましてや初対面となると余計に気力を使う。

 

ただこの本を読んでみて思ったけど、人間同士の繋がりと

自分の経験と知識を活かしその繋がりの輪を広げていく事こそが、

人生を豊かにしていくコツなのかもしれない。

 

33歳、既婚だけど別居中、職業書店員の作者が、

たくましく立ち上がり自分にしか出来ない事を確立していく生き方には本当に関心してしまう。

 

読み終わったあと何故か涙がぽたぽたと自然にこぼれ出た。

 

私の人生も、まだもっと遠くまで行けるのではないだろうか?

 

いっそ道なんてものは思わぬ方に踏み外してしまった方が面白いと思わせてくれる、

作者の個性的半生を綴ったエッセイ。

 

 

 

「天才は諦めた」山里亮太

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天才はあきらめた (朝日文庫)

ここまで嫉妬を上手く原動力に換えている人は珍しい。

そして、この本の7割くらいにやまちゃんが過去に周囲の人へ行ってきた悪行の数々が記されている。笑

 

人より真面目に努力をしている分、自分に課しているルールの数も多いのだろう。

 

最近、嫉妬とはいったいなぜ起こるのか、自分自身でも考える事があった。

 

妬みとは、自分の欲しい物を相手が持っている時や、

こうすべきだという自分で決めたルールの枠から外れている人に対して沸き起こる感情だそう。

 

多くの人は妬んだら、自分が羨ましいと思う感情を叩き壊して相手を攻撃して終わりの中、

 

やまちゃんはその感情を上手く利用して相手が持っていて自分が欲しいと思っている物を手に入れるための努力を積み重ねてきている。

 

自信貯金のアイディアも面白かった。

日頃から自信を貯金しておいて凹んだ時に、それを取り出し自尊心を保つ。

私も小さなことで凹むことが多いので真似していきたい。

 

でもそんな事をここで書くより、この本の帯に書いてあるオードリー若林さんの

「あの実力があって慕われていないとなるとよっぽど人望がないのだろう」

というコメントがこの本の内容一番的確に表している気がしている。笑

 

 

さて今回は2冊ご紹介しました。

相変わらず需要があるのかは不明ですが、好き勝手に更新し続けていこうと思います。

次回も乞うご期待!笑